CRYPT_PKCS8_IMPORT_PARAMS構造体 (wincrypt.h)
[ CRYPT_PKCS8_IMPORT_PARAMS 構造は、[要件] セクションで指定したオペレーティング システムで使用できます。 これは、以降のバージョンで変更または使用できない可能性があります。
CRYPT_PKCS8_IMPORT_PARAMS構造体には、PKCS #8 秘密キーとコールバック関数へのポインターが含まれています。 CRYPT_PKCS8_IMPORT_PARAMS は 、CryptImportPKCS8 関数によって使用されます。 最初のコールバックは、キーをインポートする暗号化サービス プロバイダー (CSP) を指定するために必要なアルゴリズム オブジェクト識別子 (OID) とキーの長さを提供します。 PKCS #8 の秘密キーが暗号化されている場合、 CRYPT_PKCS8_IMPORT_PARAMS 構造体には暗号化された秘密キーが含まれており、2 番目のコールバックを使用してこの秘密キーの暗号化が解除されます。
構文
typedef struct _CRYPT_PKCS8_IMPORT_PARAMS {
CRYPT_DIGEST_BLOB PrivateKey;
PCRYPT_RESOLVE_HCRYPTPROV_FUNC pResolvehCryptProvFunc;
LPVOID pVoidResolveFunc;
PCRYPT_DECRYPT_PRIVATE_KEY_FUNC pDecryptPrivateKeyFunc;
LPVOID pVoidDecryptFunc;
} CRYPT_PKCS8_IMPORT_PARAMS, *PCRYPT_PKCS8_IMPORT_PARAMS, CRYPT_PRIVATE_KEY_BLOB_AND_PARAMS, *PCRYPT_PRIVATE_KEY_BLOB_AND_PARAMS;
メンバー
PrivateKey
PKCS #8 データを含む CRYPT_DIGEST_BLOB 構造体。
pResolvehCryptProvFunc
CSP へのハンドル を 取得するユーザー定義関数によって使用されるデータを指すPCRYPT_RESOLVE_HCRYPTPROV_FUNC ポインター。
pVoidResolveFunc
CSP プロバイダー ハンドルの取得に使用される関数を識別する LPVOID 値。
pDecryptPrivateKeyFunc
秘密キーの暗号化を解除するために使用されるコールバック関数を指す PCRYPT_DECRYPT_PRIVATE_KEY_FUNC ポインター。
pVoidDecryptFunc
キー、初期化ベクトル、パスワードなど、暗号化に使用されるデータを提供する LPVOID 値。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
Header | wincrypt.h |