DrvEnableDirectDraw 関数 (winddi.h)
DrvEnableDirectDraw 関数を使用すると、DirectDraw を使用するためのハードウェアが有効になります。
構文
BOOL DrvEnableDirectDraw(
DHPDEV dhpdev,
DD_CALLBACKS *pCallBacks,
DD_SURFACECALLBACKS *pSurfaceCallBacks,
DD_PALETTECALLBACKS *pPaletteCallBacks
);
パラメーター
dhpdev
ドライバーの DrvEnablePDEV ルーチンによって返される PDEV へのハンドル。
pCallBacks
ドライバーによって初期化される DD_CALLBACKS 構造体を指します。
pSurfaceCallBacks
ドライバーによって初期化される DD_SURFACECALLBACKS 構造体を指します。
pPaletteCallBacks
ドライバーによって初期化される DD_PALETTECALLBACKS 構造体を指します。
戻り値
成功した場合、DrvEnableDirectDraw は TRUE を返します。それ以外の場合は、FALSE を返します。
解説
GDI は、ドライバーの DrvEnableDirectDraw 関数を呼び出して、ドライバーがサポートする DirectDraw コールバックへのポインターを取得します。 ドライバーは、DD_CALLBACKS、DD_SURFACECALLBACKS、DD_PALETTECALLBACKSの関数ポインター メンバーを、実装されている関数を指すよう設定する必要があります。 ドライバーは、サポートされているすべてのコールバックに対して、これらの構造体の dwFlags メンバーに対応するビットフィールドも設定する必要があります。
ドライバーの DrvEnableDirectDraw 実装では、DirectDraw でのみ使用するディスプレイ メモリなどのハードウェア リソースを専用にすることもできます。
要件
対象プラットフォーム | デスクトップ |
Header | winddi.h (Winddi.h を含む) |