EngCreateClip 関数 (winddi.h)
EngCreateClip 関数は、ドライバーがコールバックで使用する CLIPOBJ 構造体を作成します。
構文
ENGAPI CLIPOBJ * EngCreateClip();
戻り値
戻り値は、関数が成功した場合に、新しく作成された CLIPOBJ 構造体へのポインターです。 それ以外の場合は NULL です。
注釈
EngCreateClip によって作成された CLIPOBJ 構造体を使用すると、GDI はバンクされたフレーム バッファーに直接アクセスできます。 CLIPOBJ 構造体の iDComplexity メンバーがDC_TRIVIALまたはDC_RECTに設定されるように、構造体をドライバーによって初期化する必要があります。 iDComplexity メンバーが DC_RECT に設定されている場合、ドライバーは CLIPOBJ の rclBounds メンバーをフレーム バッファー バンクの範囲に設定できます。 ドライバーは 、EngDeleteClip を使用してこの CLIPOBJ 構造体を削除する必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。 |
対象プラットフォーム | ユニバーサル |
Header | winddi.h (Winddi.h を含む) |
Library | Win32k.lib |
[DLL] | Win32k.sys |