EngFntCacheAlloc 関数 (winddi.h)

EngFntCacheAlloc 関数は、キャッシュされたメモリに格納されるフォントの記憶域を割り当てます。

構文

ENGAPI PVOID EngFntCacheAlloc(
  [in] ULONG FastCheckSum,
  [in] ULONG ulSize
);

パラメーター

[in] FastCheckSum

フォントのチェックサムを指定します。

[in] ulSize

割り当てるストレージのバイト数を指定します。

戻り値

成功すると、この関数はフォント データのキャッシュのアドレスを返します。 それ以外の場合は、 NULL を返します。

解説

フォント ドライバーがこの関数を呼び出すと、フォント エンジンは、フォント ドライバーがフォント データを格納するメモリを割り当てます。

フォント エンジンは、フォント ファイルが最初に読み込まれるときに、フォント ドライバーの DrvLoadFontFile エントリ ポイントを呼び出します。 この呼び出しでは、フォント ドライバーは FastCheckSum の値を受け取り、その後、この関数を呼び出すときに使用します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント この関数は、Windows XP 以降で使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header winddi.h (Winddi.h を含む)
Library Win32k.lib
[DLL] Win32k.sys

関連項目

DrvLoadFontFile

EngFntCacheFault

EngFntCacheLookUp