DRVFN 構造体 (winddi.h)
DRVFN 構造体は、ドライバーによって定義されたグラフィックス DDI 関数へのポインターを GDI に提供するために、グラフィックス ドライバーによって使用されます。
構文
typedef struct _DRVFN {
ULONG iFunc;
PFN pfn;
} DRVFN, *PDRVFN;
メンバー
iFunc
ドライバーによって実装されるグラフィックス DDI 関数を識別する関数インデックスです。 インデックス名には、関連するグラフィックス DDI 関数の名前が反映されます。たとえば、INDEX_DrvEnablePDEV のインデックス値は DrvEnablePDEV 関数を指定します。 インデックス値の完全な一覧については、ヘッダー ファイル winddi.h を参照してください。
pfn
iFunc に指定されたインデックスに関連付けられているドライバー定義のグラフィックス DDI 関数のアドレスを指定します。 この関数には、次のプロトタイプがあります。
LONG_PTR (APIENTRY * PFN) ();
解説
グラフィックス ドライバーでは、ドライバーに実装されている各グラフィックス DDI 関数の配列要素を使用して、DRVFN 構造体の配列を割り当てる必要があります。 ドライバーは、ドライバーの初期化中にドライバーの DrvEnableDriver 関数にポインターが渡される DRVENABLEDATA 構造体の GDI に配列のアドレスを返します。
グラフィックス DDI 関数アドレスは、任意の順序で DRVFN 配列に配置できます。
要件
Header | winddi.h (Winddi.h を含む) |