WNetDisconnectDialog 関数 (winnetwk.h)

WNetDisconnectDialog 関数は、ネットワーク リソースから切断するための一般的な参照ダイアログ ボックスを開始します。 この関数には、ダイアログ ボックスの所有者ウィンドウへのハンドルが必要です。

構文

DWORD WNetDisconnectDialog(
  [in] HWND  hwnd,
  [in] DWORD dwType
);

パラメーター

[in] hwnd

ダイアログ ボックスの所有者ウィンドウへのハンドル。

[in] dwType

切断元のリソースの種類。 このパラメーターには、次の値を指定できます。

説明
RESOURCETYPE_DISK
ディスク リソースから切断します。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値はNO_ERROR。 ユーザーがダイアログ ボックスを取り消すと、戻り値は –1 になります。

関数が失敗した場合、戻り値はシステム エラー コード (次のいずれかの値など) になります。

リターン コード 説明
ERROR_EXTENDED_ERROR
ネットワーク固有のエラーが発生しました。 エラーの説明を取得するには、 WNetGetLastError 関数を呼び出します。
ERROR_NO_NETWORK
ネットワークが利用できません。
ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY
ダイアログ ボックスを起動するためのメモリが不足しています。

解説

WNetDisconnectDialog 関数は直ちにを返し、ネットワーク ドライブを切断するためのダイアログ ボックスを作成します。 このダイアログ ボックスは、ワーカー スレッドで非同期的に実行されます。

ワーカー スレッドが終了すると、所有者ウィンドウとそれに関連付けられているダイアログ ボックスも終了します。 この場合、ダイアログ ボックスがユーザーの画面に表示されないか、短時間表示されるため、ユーザーがダイアログ ボックスを操作できない可能性があります。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winnetwk.h
Library Mpr.lib
[DLL] Mpr.dll

関連項目

WNetAddConnection2

WNetCancelConnection2

WNetConnectionDialog

WNetConnectionDialog1

Windows ネットワーク (WNet) の概要

Windows ネットワーク関数