SERVICE_FAILURE_ACTIONS_FLAG 構造体 (winsvc.h)
サービスの失敗アクション フラグ設定が含まれます。 この設定では、エラー アクションをいつ実行するかを決定します。
構文
typedef struct _SERVICE_FAILURE_ACTIONS_FLAG {
BOOL fFailureActionsOnNonCrashFailures;
} SERVICE_FAILURE_ACTIONS_FLAG, *LPSERVICE_FAILURE_ACTIONS_FLAG;
メンバー
fFailureActionsOnNonCrashFailures
このメンバーが TRUE で、サービスでエラー アクションが構成されている場合、サービス プロセスがSERVICE_STOPPEDの状態を報告せずに終了した場合、またはSERVICE_STOPPED状態に入っても、SERVICE_STATUS構造体のdwWin32ExitCode メンバーがERROR_SUCCESSされていない場合、エラー アクションはキューに登録されます (0)。
このメンバーが FALSE で、サービスでエラー アクションが構成されている場合、エラー アクションは、SERVICE_STOPPEDの状態を報告せずにサービスが終了した場合にのみキューに入れられます。
サービスでエラー アクションが構成されていない限り、この設定は無視されます。 エラー アクションの構成については、「 ChangeServiceConfig2」を参照してください。
注釈
この変更は、次回システムが開始されるときに有効になります。
サービスに共通の障害パスがあり、サービスが復旧できる可能性がある場合は、このフラグを設定すると便利です。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | winsvc.h (Windows.h を含む) |