WintrustRemoveActionID 関数 (wintrust.h)

[ WintrustRemoveActionID 関数は、[要件] セクションで指定されたオペレーティング システムで使用できます。 今後のバージョンでは変更されるか、利用できなくなる場合もあります。 証明書の検証には、 CertGetCertificateChain 関数と CertVerifyCertificateChainPolicy 関数を 使用します。 Authenticode テクノロジ署名の検証には、.NET Frameworkを使用します。

WintrustRemoveActionID 関数は、WintrustAddActionID 関数によって追加されたアクションを削除します。 この関数には、関連付けられたインポート ライブラリがありません。 LoadLibrary 関数と GetProcAddress 関数を使用して、Wintrust.dll に動的にリンクする必要があります。

構文

BOOL WintrustRemoveActionID(
  [in] GUID *pgActionID
);

パラメーター

[in] pgActionID

削除するアクションとそのアクションをサポートする信頼プロバイダーを識別する GUID 構造体へのポインター。

WinTrust サービスは、サード パーティによって実装された信頼プロバイダーと連携するように設計されています。 各信頼プロバイダーは、独自の一意のアクション識別子のセットを提供します。 信頼プロバイダーでサポートされているアクション識別子の詳細については、その信頼プロバイダーのドキュメントを参照してください。

たとえば、Microsoft は、インターネットまたはその他のパブリック ネットワークからダウンロードされるソフトウェアの信頼性を確立できるソフトウェア 発行元信頼プロバイダーを提供します。 ソフトウェア 発行元信頼プロバイダーでは、次のアクション識別子がサポートされています。 これらの定数は Softpub.h で定義されています。

説明
WINTRUST_ACTION_GENERIC_VERIFY
証明書チェーンのみを確認します。
WINTRUST_ACTION_GENERIC_VERIFY_V2
Authenticode ポリシー プロバイダーを使用して、ファイルまたはオブジェクトを確認します。
HTTPSPROV_ACTION
インターネット エクスプローラーを介した SSL/PCT 接続を確認します。

戻り値

関数が成功した場合、戻り値は TRUE です。関数が失敗した場合は FALSE

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー wintrust.h
Library Wintrust.lib
[DLL] Wintrust.dll

関連項目

WintrustAddActionID