AdjustWindowRectExForDpi 関数 (winuser.h)
クライアント四角形の目的のサイズと指定された DPI に基づいて、ウィンドウの四角形の必要なサイズを計算します。 その後、このウィンドウの四角形を CreateWindowEx 関数に渡して、目的のサイズのクライアント領域を持つウィンドウを作成できます。
構文
BOOL AdjustWindowRectExForDpi(
[in, out] LPRECT lpRect,
[in] DWORD dwStyle,
[in] BOOL bMenu,
[in] DWORD dwExStyle,
[in] UINT dpi
);
パラメーター
[in, out] lpRect
目的のクライアント領域の左上隅と右下隅の座標を含む RECT 構造体へのポインター。 関数が戻ると、構造体には、目的のクライアント領域に合わせてウィンドウの左上と右下の角の座標が含まれます。
[in] dwStyle
必要なサイズを計算するウィンドウのウィンドウ スタイル 。 WS_OVERLAPPED スタイルを指定できないことに注意してください。
[in] bMenu
ウィンドウにメニューがあるかどうかを示します。
[in] dwExStyle
必要なサイズを計算するウィンドウの 拡張ウィンドウ スタイル 。
[in] dpi
スケーリングに使用する DPI。
戻り値
関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
この関数は AdjustWindowRectEx と同じ結果を返しますが、必要に応じて指定した任意の DPI に従ってスケーリングします。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10、バージョン 1607 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2016 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winuser.h (Windows.h を含む) |
Library | User32.lib |
[DLL] | User32.dll |