DrawFocusRect 関数 (winuser.h)
DrawFocusRect 関数は、四角形にフォーカスがあることを示すために使用されるスタイルで四角形を描画します。
構文
BOOL DrawFocusRect(
[in] HDC hDC,
[in] const RECT *lprc
);
パラメーター
[in] hDC
デバイス コンテキストへのハンドル。
[in] lprc
四角形の論理座標を指定する RECT 構造体へのポインター。
戻り値
関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。
関数が失敗した場合は、0 を返します。
注釈
DrawFocusRect は、MM_TEXT モードでのみ機能します。
DrawFocusRect は XOR 関数であるため、同じ四角形を使用して 2 回目に呼び出すと、画面から四角形が削除されます。
この関数は、スクロールできない四角形を描画します。 この関数によって描画された四角形を含む領域をスクロールするには、 DrawFocusRect を呼び出して画面から四角形を削除し、領域をスクロールしてから DrawFocusRect をもう一度呼び出して、新しい位置に四角形を描画します。
Windows XP: フォーカスの四角形が 1 ピクセルより太くなることができるので、高解像度で高密度のディスプレイやアクセシビリティのニーズに対して見やすくなります。 これは、 SystemParametersInfo のSPI_SETFOCUSBORDERWIDTHとSPI_SETFOCUSBORDERHEIGHTによって処理されます。
例
例については、「リスト ボックスの使用」の「Owner-Drawn リスト ボックスの作成」を 参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winuser.h (Windows.h を含む) |
Library | User32.lib |
[DLL] | User32.dll |
API セット | ext-ms-win-ntuser-draw-l1-1-0 (Windows 8で導入) |