EnableMouseInPointer 関数 (winuser.h)
マウスがポインター入力デバイスとして機能し、 WM_POINTERメッセージを 送信できるようにします。
構文
BOOL EnableMouseInPointer(
[in] BOOL fEnable
);
パラメーター
[in] fEnable
true を指定 すると、 WM_POINTERでマウス入力のサポートが有効になります。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は 0 以外です。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
この関数は、プロセスの有効期間のコンテキストで 1 回だけ呼び出すことができます。 最初の呼び出しの前に、Windows ストア アプリは、mshtml.dll を使用するデスクトップ アプリケーションと同様に、マウス イン ポインターを有効にして実行されます。 他のすべてのデスクトップ アプリケーションは、マウス イン ポインターを無効にして実行されます。
プロセスの有効期間の最初の呼び出しでは、状態が指定されたとおりに変更され、呼び出しは成功します。
後続の呼び出しでは、状態は変更されません。 現在の状態が指定した状態と等しくない場合、呼び出しは失敗します。
IsMouseInPointerEnabled を呼び出して、マウス イン ポインターの状態を確認します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winuser.h (Windows.h を含む) |
Library | User32.lib |
[DLL] | User32.dll |