GetMessageTime 関数 (winuser.h)

GetMessage 関数によって取得された最後のメッセージのメッセージ時刻を取得します。 時刻は、システムが開始されてからメッセージが作成された時刻 (つまり、スレッドのメッセージ キューに配置) までの経過時間 (ミリ秒単位) を指定する長整数です。

構文

LONG GetMessageTime();

戻り値

型: LONG

戻り値は、メッセージ時刻を指定します。

解説

GetMessageTime 関数からの戻り値は、タイマー数が長整数の最大値を超えた場合に長整数の最小値にラップされるため、後続のメッセージ間で必ずしも増加するとは限りません。

メッセージ間の遅延時間を計算するには、2 番目のメッセージの時刻から最初のメッセージの時刻を減算し (オーバーフローを無視)、減算の結果を目的の遅延量と比較します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winuser.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll
API セット ext-ms-win-ntuser-message-l1-1-1 (Windows 8.1 で導入)

関連項目

概念

GetMessage

GetMessagePos

メッセージとメッセージ キュー

参照