OemKeyScan 関数 (winuser.h)
OEMASCII コード 0 から 0x0FF までを OEM スキャン コードとシフト状態にマップします。 この関数は、プログラムでキーボード入力をシミュレートすることによって OEM テキストを別のプログラムに送信できるようにする情報を提供します。
構文
DWORD OemKeyScan(
[in] WORD wOemChar
);
パラメーター
[in] wOemChar
種類: WORD
OEM 文字の ASCII 値。
戻り値
型: DWORD
戻り値の下位ワードには OEM 文字のスキャン コードが含まれており、上位ワードにはシフト状態が含まれています。これは、次のビットの組み合わせにすることができます。
ビット | 説明 |
---|---|
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Shift キーを押します。 |
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Ctrl キーを押します。 |
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Alt キーを押します。 |
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半角キーを押します。 |
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予約済み (キーボード レイアウト ドライバーによって定義されます)。 |
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予約済み (キーボード レイアウト ドライバーによって定義されます)。 |
現在のキーボード レイアウトを使用して 1 回のキーストロークで文字を生成できない場合、戻り値は –1 になります。
注釈
この関数は、Ctrl + Alt キーまたはデッド キーを必要とする文字の翻訳を提供しません。 この関数によって変換されない文字は、Alt+ キーパッド 機構を使用して入力をシミュレートすることによってコピーする必要があります。 NUMLOCK キーはオフにする必要があります。
この関数では、現在のキーボード レイアウトを使用して 1 回のキーストロークで入力できない文字 (配信不能キーを必要とする分音記号を含む文字など) の翻訳は提供されません。 この関数で変換されない文字は、Alt+ キーパッド メカニズムを使用してシミュレートできます。 NUMLOCK キーがオンになっている必要があります。
この関数は、 VkKeyScan 関数を使用して実装されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winuser.h (Windows.h を含む) |
Library | User32.lib |
[DLL] | User32.dll |
関連項目
概念
リファレンス