UnhookWinEvent 関数 (winuser.h)
SetWinEventHook の以前の呼び出しによって作成されたイベント フック関数を削除します。
構文
BOOL UnhookWinEvent(
[in] HWINEVENTHOOK hWinEventHook
);
パラメーター
[in] hWinEventHook
種類: HWINEVENTHOOK
SetWinEventHook の前回の呼び出しで返されたイベント フックを処理します。
戻り値
種類: BOOL
成功した場合は TRUE を返します。それ以外の場合は FALSE を返します。
3 つの一般的なエラーにより、この関数は失敗します。
- hWinEventHook パラメーターが NULL であるか、無効です。
- hWinEventHook で指定されたイベント フックは既に削除されています。
- UnhookWinEvent は、 SetWinEventHook の元の呼び出しとは異なるスレッドから呼び出されます。
注釈
この関数は 、hWinEventHook によって指定されたイベント フックを削除します。これにより、対応するコールバック関数がそれ以上のイベント通知を受信できなくなります。 クライアントのスレッドが終了すると、システムはこの関数を自動的に呼び出します。
イベント フックをインストールしたのと同じスレッドからこの関数を呼び出します。 SetWinEventHook に対応する呼び出しとは異なるスレッドから呼び出された場合、UnhookWinEvent は失敗します。
このイベント フックのインストール時にWINEVENT_INCONTEXTが指定された場合、システムは、読み込まれたすべてのプロセスから対応する DLL のアンロードを試みます。 アンロードはすぐには行われませんが、 UnhookWinEvent が返された後、フック関数は呼び出されません。 WINEVENT_INCONTEXTの詳細については、「 コンテキスト内フック関数」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winuser.h (Windows.h を含む) |
Library | User32.lib |
[DLL] | User32.dll |
再頒布可能パッケージ | SP6 以降および Windows 95 を使用した Windows NT 4.0 の Active Accessibility 1.3 RDK |