STICKYKEYS 構造体 (winuser.h)
StickyKeys アクセシビリティ機能に関する情報が含まれています。 StickyKeys 機能がオンの場合、ユーザーは修飾キー (Shift、Ctrl、または Alt) を押し、同時にではなく別のキーを順番に押して、シフトされた (変更された) 文字やその他のキーの組み合わせを入力できます。 修飾キーを一度押すと、ユーザーが非修飾キーを押すか、マウス ボタンをクリックするまで、キーが下方向に ラッチ されます。 修飾子キーを 2 回押すと、ユーザーが 3 回目にキーを押すまでキーが ロック されます。
構文
typedef struct tagSTICKYKEYS {
UINT cbSize;
DWORD dwFlags;
} STICKYKEYS, *LPSTICKYKEYS;
メンバー
cbSize
種類: DWORD
この構造体のサイズをバイト単位で指定します。
dwFlags
種類: DWORD
StickyKeys 機能のプロパティを指定するビット フラグのセット。 次のビット フラグ値が定義されています。
注釈
アプリケーションは、uiAction パラメーターを SPI_GETSTICKYKEYS または SPI_SETSTICKYKEYS に設定して SystemParametersInfo 関数を呼び出すときに STICKYKEYS 構造体を使用します。 SPI_GETSTICKYKEYSを使用する場合は、STICKYKEYS 構造体の cbSize メンバーを指定する必要があります。SystemParametersInfo 関数は、残りのメンバーを入力します。 SPI_SETSTICKYKEYS値を使用する場合は、すべての構造体メンバーを指定する必要があります。
SPI_SETSTICKYKEYS値を指定して SystemParametersInfo を呼び出すと、次のフラグは無視されます。
- SKF_LALTLATCHED
- SKF_LCTLLATCHED
- SKF_LSHIFTLATCHED
- SKF_RALTLATCHED
- SKF_RCTLLATCHED
- SKF_RSHIFTLATCHED
- SKF_LALTLOCKED
- SKF_LCTLLOCKED
- SKF_LSHIFTLOCKED
- SKF_RALTLOCKED
- SKF_RCTLLOCKED
- SKF_RSHIFTLOCKED
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
Header | winuser.h (Windows.h を含む) |