PWLX_QUERY_TERMINAL_SERVICES_DATA コールバック関数 (winwlx.h)
[WlxQueryTerminalServicesData 関数は、Windows Server 2008 および Windows Vista では使用できなくなりました。
ユーザーがログオンした後にターミナル サービスのユーザー構成情報を取得するために 、GINA によって呼び出されます。
構文
PWLX_QUERY_TERMINAL_SERVICES_DATA PwlxQueryTerminalServicesData;
DWORD PwlxQueryTerminalServicesData(
[in] HANDLE hWlx,
[out] PWLX_TERMINAL_SERVICES_DATA pTSData,
[in] WCHAR *UserName,
[in] WCHAR *Domain
)
{...}
パラメーター
[in] hWlx
WlxInitialize 呼び出しで GINA に渡される Winlogon ハンドルを指定します。
[out] pTSData
ターミナル サービスに固有のユーザー構成情報を含む構造体を指します。
[in] UserName
新しくログオンしたユーザーの名前を指定する null で終わるワイド文字文字列へのポインター。
[in] Domain
新しくログオンしたユーザーのドメインを指定する null で終わるワイド文字文字列へのポインター。
戻り値
ユーザー構成情報が正常に取得された場合、 WlxQueryTerminalServicesData 関数はゼロを返します。 それ以外の場合は、エラー コードを返します。
注釈
WlxQueryTerminalServicesData は、ユーザーが認証された後、GINA の WlxLoggedOutSAS の実装内から呼び出す必要があります。
この関数にアクセスするには、GINA DLL で WLX_DISPATCH_VERSION_1_3 構造体を使用し、Winlogon バージョンを WlxNegotiate 呼び出しで少なくともWLX_VERSION_1_3に設定する必要があります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winwlx.h |