IEnroll::createFilePKCS10WStr メソッド (xenroll.h)
[このメソッドは、Windows Server 2008 および Windows Vista では使用できなくなりました。
createFilePKCS10WStr メソッドは、base64 でエンコードされた PKCS #10 証明書要求を作成し、ファイルに保存します。 このメソッドは、最初に IEnroll インターフェイスで定義されました。
このメソッドは、base64 でエンコードされた PKCS #10 証明書要求を wszPKCS10FileName パラメーターで指定されたファイルに保存する場合にのみ、createPKCS10WStr メソッドとは異なります。
構文
HRESULT createFilePKCS10WStr(
[in] LPCWSTR DNName,
[in] LPCWSTR Usage,
[in] LPCWSTR wszPKCS10FileName
);
パラメーター
[in] DNName
要求が行われているエンティティの識別名 (DN)。 DNName はX.500 名前付け規則に従う必要があります。 たとえば、"CN=User, O=Microsoft" などです。 2 文字のプレフィックスが存在しない場合は、代わりに オブジェクト識別子 (OID) を指定できます。
[in] Usage
個人または商用の Authenticode 証明書、クライアント認証など、生成される証明書の目的を記述する OID 。 複数の OID をコンマで区切って指定することもできます。
OID は PKCS #10 要求に渡されます。 コントロールは OID を調べません。
[in] wszPKCS10FileName
base64 でエンコードされた PKCS #10 が保存されるファイルの名前。 このファイルの内容は、処理のために 証明機関 に送信できます。
戻り値
なし
解説
既定では、Microsoft Base Cryptographic Provider が使用され、一意の署名キーが作成されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | xenroll.h |
Library | Uuid.lib |
[DLL] | Xenroll.dll |