WM_PSD_PAGESETUPDLG メッセージ
[ページ設定] ダイアログ ボックスがサンプル ページの内容を描画しようとしていることを PagePaintHook フック プロシージャに通知します。 フック プロシージャは、このメッセージを使用して、サンプル ページの内容の描画に関連する初期化タスクを実行できます。
#define WM_USER 0x0400
#define WM_PSD_PAGESETUPDLG (WM_USER )
パラメーター
-
wParam
-
下位ワードは、用紙サイズを示す値を指定します。 この値には、構造体の説明に記載されている DMPAPER_ 値のいずれかを指定できます。 高次ワードは、用紙または封筒の向き、およびプリンターがドット マトリックスか HPPCL (Hewlett Packard Printer Control Language) デバイスかを指定します。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。
値 説明 - 0x0001
横モードの用紙 (ドット マトリックス) - 0x0003
横モードの用紙 (HPPCL) - 0x0005
縦モードの用紙 (ドット マトリックス) - 0x0007
縦モードの用紙 (HPPCL) - 0x000b
横モードの封筒 (HPPCL) - 0x000d
縦モードの封筒 (ドット マトリックス) - 0x0019
横モードの封筒 (ドット マトリックス) - 0x001f
縦モードの封筒 (HPPCL) -
lParam
-
[ページ設定] ダイアログ ボックスの初期化に使用される情報を含む PAGESETUPDLG 構造体へのポインター。
戻り値
フック プロシージャが TRUE を返した場合、ダイアログ ボックスはそれ以上メッセージを送信せず、次にシステムがサンプル ページを再描画する必要がある場合までサンプル ページに描画されません。
フック プロシージャから FALSE が返された場合、ダイアログ ボックスは図面シーケンスの残りのメッセージを送信します。
解説
[ ページ設定] ダイアログ ボックスには、ユーザーの選択が印刷された出力の外観にどのように影響するかを示すサンプル ページの画像が含まれています。 PageSetupDlg 関数を呼び出すときに、PagePaintHook フック プロシージャを指定して、サンプル ページの外観をカスタマイズできます。 ダイアログ ボックスがサンプル ページの内容を描画しようとするたびに、ダイアログ ボックスは一連のメッセージをフック プロシージャに送信します。
描画シーケンスの最初の 3 つのメッセージ (WM_PSD_PAGESETUPDLG、 WM_PSD_FULLPAGERECT、または WM_PSD_MINMARGINRECT) は、フック プロシージャがサンプル ページの内容を描画するために使用できる情報を提供します。 残りのメッセージ (WM_PSD_MARGINRECT、 WM_PSD_GREEKTEXTRECT、 WM_PSD_ENVSTAMPRECT、 WM_PSD_YAFULLPAGERECT) は、ダイアログ ボックスがサンプル ページの特定の部分を描画しようとしていることをフック プロシージャに通知します。 これにより、フック プロシージャはサンプル ページの一部を選択的に描画できます。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
|