PRINTER_DEFAULTS構造体

PRINTER_DEFAULTS構造体は、プリンターの既定のデータ型、環境、初期化データ、およびアクセス権を指定します。

構文

typedef struct _PRINTER_DEFAULTS {
  LPTSTR      pDatatype;
  LPDEVMODE   pDevMode;
  ACCESS_MASK DesiredAccess;
} PRINTER_DEFAULTS, *PPRINTER_DEFAULTS;

メンバー

pDatatype

プリンターの既定のデータ型を指定する null で終わる文字列へのポインター。

pDevMode

プリンターの既定の環境と初期化データを識別する DEVMODE 構造体へのポインター。

DesiredAccess

プリンターに必要なアクセス権を指定します。 OpenPrinter 関数は、このメンバーを使用してプリンターへのアクセス権を設定します。 これらの権限は、 SetPrinter 関数と DeletePrinter 関数の操作に影響を与える可能性があります。 アクセス権には、次のいずれかを指定できます。

説明
PRINTER_ACCESS_ADMINISTER SetPrinter によって提供される管理タスクなど、管理タスクを実行します。
PRINTER_ACCESS_USE 基本的な印刷操作を実行します。
PRINTER_ACCESS_MANAGE_LIMITED SetPrinter や SetPrinterData によって提供される管理タスクを実行します。 この値は、Windows 8.1 以降で使用できます。
PRINTER_ALL_ACCESS SYNCHRONIZE を除くすべての管理タスクと基本的な印刷操作を実行するには ( 「Standard Access Rights 」を参照してください)。
WRITE_DACなどの汎用セキュリティ値 特定の制御アクセス権を許可する。 「Standard Access Rights」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Winspool.h (Windows.h を含む)
Unicode 名と ANSI 名
_PRINTER_DEFAULTSW (Unicode) と _PRINTER_DEFAULTSA (ANSI)

関連項目

印刷

印刷スプーラー API 構造体

DeletePrinter

Devmode

OpenPrinter

SetPrinter