メモリ使用量情報の処理
GetProcessMemoryInfo 関数は、プロセス ハンドルを入力として受け取り、プロセスのメモリ統計に関する情報をPROCESS_MEMORY_COUNTERS構造体に入力します。 cb メンバーは構造体のサイズを受け取ります。 PageFaultCount メンバーは、ページ フォールトの数を受け取ります。 残りのメンバーは、次のカテゴリの現在およびピーク時のメモリ使用量を受け取ります。
- ワーキング セット
- ページ プール
- 非ページ プール
- ページファイル
ワーキング セットは、特定の時点でプロセス コンテキストに物理的にマップされるメモリの量です。 ページ プール内のメモリはシステム メモリであり、使用されていないときにディスク上のページング ファイル (ページング) に転送できます。 非ページ プール内のメモリは、対応するオブジェクトが割り当てられている限り、ディスクにページングできないシステム メモリです。 ページファイルの使用量は、システム ページング ファイル内のプロセス用に確保されているメモリの量を表します。 メモリ使用量が多すぎる場合、仮想メモリ マネージャーは選択したメモリをディスクにページします。 メモリ内にないページがスレッドに必要な場合、メモリ マネージャーはページング ファイルからページを再読み込みします。