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Educational Computing Network of Ontario (ECNO) は、オンタリオ州に 72 ある幼稚園から高校までの教育委員会 (生徒数は 200 万人) に対して効果的な IT ソリューションを共同で見つけ、実施する組織です。 ECNO には、オンタリオ州の教育目標に関連するコンピューティング テクノロジを常に最新の状態に維持する責務があります。 IT インフラストラクチャの推奨案を策定し、メンバーである教育委員会とベスト プラクティスを共有します。

各教育委員会には自治権があり、自らにとって最適な独自の IT 戦略を自由に実行できます。 たとえば、ある教育委員会はもっぱらアプリケーションの配布に Configuration Manager を使用し、別の教育委員会はコンピューターのイメージングとごく一部のアプリにのみ Configuration Manager を使用しています。

ECNO の傘下にある Shared Technology Services Project チームは、幼稚園から高校までの生徒とスタッフのニーズの範囲に対応する 450 に及ぶサード パーティ製アプリのアプリ カタログを評価、テスト、パッケージ化しています。

これまで、ECNO STS チームは、MSIX パッケージ作成ツールと MSIX ツールボックスに含まれる一括変換ツールを使用して大半のアプリを変換してきました。

現在、ECNO にはパートナー センターに約 170 のアプリがあり、10 の教育委員会が LOB アカウントにリンクされています。 2 つの教育委員会には、現在、ストア内のアプリへの ”セルフサービス” ベースでのアクセスが許可されています。 3 番目の教育委員会には、既にストアにリンクされている Configuration Manager があり、その方法でアプリへのアクセスを追加しようとしています。 さらに 6 つの教育委員会は、Intune を介してソフトウェアの管理/割り当てへの移行を検討しており、幾つかのサンプル アプリを採用するためにリクエストしています。 また、別の教育委員会は、MDM ツールとして iPad を Intune に移行するプロジェクトを終了し、次に Windows デバイスを Intune に移行しようとしています (ソフトウェアの配布モデルとして、MSIX とストアの使用を検討中)。 Intune/Configuration Manager の使用に移行するにつれて、より多くの教育委員会が切り替えを開始することが期待されています。

「COVID-19 の期間中、現時点では学校のネットワークに接続できないユーザーにソフトウェアを提供することは、正しい方向に向けた一歩です。 AppV パッケージは何年にもわたって私たちに恩恵をもたらしました。MSIX を使用する次のイテレーションでは、最新かつシームレスな配信システムを使用して、世界中のどのインターネット接続からでもスタッフと生徒に必要なソフトウェアを提供できるようになります。」 -シムコー郡地区教育委員会のシステムエンジニアである Jason David Flannery 氏

Autopilot を使用して Windows Intune にデバイスを一度登録すると、構成とデプロイは簡単になります。

MSIX を活用することで ECNO にはどのようなメリットがあるか?

  • オンタリオ州の教育委員会向けのソフトウェア デプロイのリーダーとして、MSIX は App-V プロセスからのシームレスな移行を提供してきました。
  • これにより、各教育委員会は最新のソフトウェア デプロイ ツールとエンドポイント管理に関して最新の状態を維持できます。
  • プロジェクト チームにとっては、生産性が向上し、教育委員会向けのデプロイとサポートが容易になりました。

「IT チームがいっそう機敏であるよう励んでいるため、特に遠隔教育が始まった今、ますますクラウドに依存するようになっています。 わたしたちの組織にとって論理的な次の進化は、クラウド管理ということになります。 学校ベースの IT スタッフには、デプロイやトラブルシューティングに振り回されるよりも、望むとおりにテクノロジを実装することにもっと焦点を合わせてほしいと願っています。 デバイスとアプリのゼロ タッチ デプロイに向けて取り組みつつ、ECNO の STS チームと密接に連携して、クラスルームで使用しているアプリをクラウド マネージド アプローチに統合していきます。」 -ピーターバラ・ビクトリア・ノーサンバーランド・クラリントン・カトリック地区教育委員会の情報マネージャーである Sean Heuchert 氏