TB_ADDBUTTONS メッセージ

1 つ以上のボタンをツール バーに追加します。

パラメーター

wParam

追加するボタンの数。

lParam

追加するボタンに関する情報を含む TBBUTTON 構造体の配列へのポインター。 配列内には、 wParam で指定されたボタンと同じ数の要素が必要です。

戻り値

成功した場合は TRUE 、それ以外の場合 は FALSE を 返します。

解説

ツール バーが CreateWindowEx 関数を使用して作成された場合は、TB_ADDBUTTONSを送信する前に、 ツール バーに TB_BUTTONSTRUCTSIZE メッセージを送信する必要があります。

1 つ以上のイメージ リストからツール バー ボタンにビットマップを割り当てる方法については、「 TB_SETIMAGELIST 」を参照してください。

次のコード例では、ビュー ボタンの標準システム ビットマップを使用して、ツール バーに 3 つのボタンを追加します。 TB_ADDBITMAP メッセージは、イメージ リスト内の最初のボタン イメージのインデックスを返します。 個々の画像は、その値からのオフセットによって識別されます。

TBADDBITMAP tbAddBitmap;
tbAddBitmap.hInst = HINST_COMMCTRL;
tbAddBitmap.nID = IDB_VIEW_SMALL_COLOR;

// There are 12 items in IDB_VIEW_SMALL_COLOR.  However, because this is a standard
// system-defined bitmap, the wParam (nButtons) is ignored.
//
// hWndToolbar is the handle of the toolbar window.
//
// Do not forget to send TB_BUTTONSTRUCTSIZE if the toolbar was created
// by using CreateWindowEx.
//
int stdidx = SendMessage(hWndToolbar, TB_ADDBITMAP, 0, (LPARAM)&tbAddBitmap);

// Define the buttons. 
// IDM_SETLARGEICONVIEW and so on are application-defined command IDs.

const int numButtons = 3;
TBBUTTON tbButtonsAdd[numButtons] = 
{
    {stdidx + VIEW_LARGEICONS, IDM_SETLARGEICONVIEW, TBSTATE_ENABLED, BTNS_BUTTON},
    {stdidx + VIEW_SMALLICONS, IDM_SETSMALLICONVIEW, TBSTATE_ENABLED, BTNS_BUTTON},
    {stdidx + VIEW_DETAILS, IDM_SETDETAILSVIEW, TBSTATE_ENABLED, BTNS_BUTTON}
}; 

// Add the view buttons.
SendMessage(hWndToolbar, TB_ADDBUTTONS, numButtons, (LPARAM)tbButtonsAdd);

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Commctrl.h
Unicode 名と ANSI 名
TB_ADDBUTTONSW (Unicode) と TB_ADDBUTTONSA (ANSI)

関連項目

ツール バーの [標準] ボタンの画像のインデックス値