Microsoft スクリプト検出

ELS スクリプト検出サービスは、Microsoft スクリプト検出と呼ばれます。 このサービスを使用すると、アプリケーションはテキストが書き込まれるスクリプトを検出できます。 スクリプト検出サービスに対応する各国語サポート (NLS) は 、GetStringScripts 関数です。 ただし、ELS サービスは、各書き込みシステムに属するテキスト範囲をさらに取得します。

Microsoft スクリプト検出への入力

Microsoft スクリプト検出サービスへの入力は、サービスがスクリプト範囲を決定する UTF-16 テキストです。

Microsoft スクリプト検出の出力

Microsoft スクリプト検出サービスの出力は範囲の配列であり、それぞれに、関連付けられた書き込みシステムの Unicode 指定名を持つ null で終わる UTF-16 文字列が含まれます。 サービスは、通常の共通 (Zyyy) 文字と継承文字 (Qaai) を、前のスクリプト範囲に属するものとして報告します。 先頭の共通文字と継承された文字は、次のスクリプト範囲に属すると報告されます。 入力テキスト内のすべての文字が共通または継承されている場合、サービスの出力は、データとして空の文字列を持つ 1 つの範囲になります。

Microsoft スクリプト検出操作

Microsoft スクリプト検出サービスは、共通範囲に属するコード ポイントを前の書き込みシステムにマップします。 または、コード ポイントが入力文字列の先頭にある場合、サービスはコード ポイントを次の書き込みシステムにマップすることもできます。 アプリケーションは共通範囲にまったく対処する必要はありません。

Microsoft スクリプト検出 GUID

次のコードに示すように、Microsoft 言語検出サービスの GUID は Elssrvc.h で宣言されています。

// {2D64B439-6CAF-4f6b-B688-E5D0F4FAA7D7}
static const GUID ELS_GUID_SCRIPT_DETECTION =
    { 0x2D64B439, 0x6CAF, 0x4F6B, { 0xB6, 0x88, 0xE5, 0xD0, 0xF4, 0xFA, 0xA7, 0xD7 } };

拡張言語サービスについて