参照ダイアログ

[参照] ダイアログ ボックスを使用すると、ユーザーはディレクトリを選択できます。 ディレクトリは存在する必要がないため、このコントロールを使用して作成できます。

この種類のダイアログ ボックスには、通常、次の 3 つのコントロールが含まれます。 これらのコントロールは、同じプロパティに接続されています。 このプロパティは、選択されているパスです。

  • PathEdit コントロールを使用して、パスの末尾セクションを選択します。 入力した末尾が現在のボリュームで有効でない場合、このコントロールはフォーカスを失うことができません。
  • PathEdit コントロールによって表示される、現在選択されているパスを表示する DirectoryCombo コントロール。 このコントロールには、パスの最後のセグメントは表示されません。
  • DirectoryCombo によって現在表示されているディレクトリの下のフォルダーを表示する DirectoryList コントロール。 これは、まだ作成されていないフォルダーを表示することもできます。

[参照] ダイアログ ボックスには、通常、表示するボリュームの種類を指定する DirectoryCombo コントロールも含まれます。 すべてのボリュームの種類が [参照] ダイアログ ボックスに表示されるのが一般的です。

[参照] ダイアログ ボックスには、通常、3 つの PushButton コントロールが含まれます。 これらのボタンは、ControlEvent テーブル内のそれぞれの ControlEvent にリンクされます。 これらのボタンは、次のコントロール オプションをアクティブ化するために使用されます。

コントロール オプション ControlEvent
[1 つ上のフォルダーへ移動] DirectoryListUp
[新しいフォルダー] DirectoryListNew
[ファイル] DirectoryListOpen

 

[新しいフォルダー] オプションを既定以外のフォルダー名で操作するには、新しいフォルダーのパスを UIText テーブルで指定する必要があります。 パス文字列では、ファイル名に "<短いファイル名>|<長いファイル名>" の形式を使用する必要があります。 たとえば、"MyProd~1|My Fabulous Product" などのファイル名を使用します。 ファイル名の形式の詳細については、Filename 列のデータ型を参照してください。 パスが UIText テーブルに存在しない場合、または無効な値に設定されている場合、既定では "Fldr|New Folder" です。 ダイアログ ボックスで既存のフォルダーのみを検索する必要がある場合は、[新しいフォルダー] ボタンを省略できます。