MSIENFORCEUPGRADECOMPONENTRULES プロパティ
コマンド ラインまたは Property テーブルで MSIENFORCEUPGRADECOMPONENTRULES プロパティを 1 に設定して、特定の製品の小規模な更新やマイナー アップグレード中にコンポーネントのアップグレードの規則を適用します。 コンピューター上のすべての製品の小規模な更新とマイナー アップグレード中に規則を適用するには、EnforceUpgradeComponentRules ポリシーを 1 に設定します。
プロパティまたはポリシーが 1 に設定されている場合、更新ではコンポーネントのアップグレードの規則に違反する次の操作が試行されるため、小規模な更新プログラムと マイナー アップグレードが失敗する可能性があります。
既存の機能ツリーの冒頭または途中に新しい機能を追加する。
新しい機能は、新規のリーフ機能として既存の機能ツリーに追加する必要があります。
この場合、製品の ProductCode を変更し、更新をメジャー アップグレードとして扱うことができます。
機能からコンポーネントを削除する。
コンポーネントの GUID を変更すると更新が失敗する場合もあります。 元の GUID で識別されるコンポーネントが削除されているように認識され、新しい GUID で識別されるコンポーネントは新しいコンポーネントとして認識されます。
Windows インストーラー 4.5 以降: コンポーネントは、Windows インストーラー 4.5 以降を使用して、Component テーブルで msidbComponentAttributesUninstallOnSupersedence 属性を設定するか、MSIUNINSTALLSUPERSEDCOMPONENTS プロパティを設定することで正しく削除できます。
または、製品の ProductCode を変更し、更新をメジャー アップグレードとして扱うこともできます。
必要条件
| 要件 | 値 |
|---|---|
| バージョン |
Windows Server 2012、Windows 8、Windows Server 2008 R2、または Windows 7 の Windows インストーラー 5.0。 Windows Server 2008 または Windows Vista の Windows インストーラー 4.0 または Windows インストーラー 4.5。 Windows Server 2003 または Windows XP の Windows インストーラー 3.0 以降。 Windows インストーラーのバージョンに必要な最小の Windows Service Pack については、Windows インストーラーの実行時の要件に関する記事を参照してください。 |
関連項目