通常のログ記録
インストーラーでは、エラーとイベントを独自のエラー ログに記録します。 インストーラーによって実行されるログの種類は、ログ モードの設定によって決まります。 次の方法を使用して、ログ記録が有効になり、モードを設定できます。
- コマンド ラインから起動されるインストールのログ モードは、コマンド ライン オプションの /L オプションを使用して指定できます。 /L コマンド ライン オプションを使用してログ モードが指定されていない場合は、既定のログ モードが使用されます。
- インストール プロセスのログ モードは、MsiEnableLog 関数または EnableLog メソッドを使用してプログラムで指定できます。 MsiEnableLog 関数または EnableLog メソッドを使用してログ モードが指定されていない場合は、既定のログ モードが使用されます。
- 特定のインストール パッケージの既定のログ モードは、パッケージの Property テーブルで MsiLogging プロパティを設定して指定できます。 このプロパティは、Windows インストーラー 4.0 以降で使用できます。
- Property テーブルに MsiLogging プロパティがある場合は、データベース変換を使用して値を変更することで、パッケージの既定のログ モードを変更できます。 パッチ パッケージ (.msp ファイル) を使用して既定のログ モードを変更することはできません。
- MsiLogging プロパティが設定されていない場合は、ログ ポリシーを使用して、コンピューターのすべてのユーザーの既定のログ モードを指定できます。
- MsiLogging プロパティが設定されている場合は、DisableLoggingFromPackage ポリシーと Logging ポリシーの両方を設定することで、コンピューターのすべてのユーザーの既定のログ モードを指定できます。
- ログ モードが /L オプション、MsiEnableLog、EnableLog、MsiLogging プロパティ、または Logging ポリシーで指定されていない場合、パッケージの既定のログ モードは、MsiLogging プロパティを 'iwearmo' に設定して取得されるものと同じモードになります。