セキュリティで保護されていない変換

セキュリティで保護された変換」での説明に従ってセキュリティで保護されていない変換は、既定でセキュリティで保護されていない変換となります。

パッケージのインストール時にセキュリティで保護されていない変換を適用するには、TRANSFORMS プロパティまたはコマンド ライン文字列に変換ファイル名を渡します。 文字列の先頭に @ または | を付けたり、TransformsSecure policy プロパティまたは TRANSFORMSSECURE プロパティを設定しないでください。 セキュリティで保護されていない変換とセキュリティで保護された変換を同じ変換リストに組み合わせることはできません。

パッケージがユーザーごとのインストール コンテキストでインストールまたはアドバタイズされていると同時に、セキュリティで保護されていない変換がこのパッケージに含まれている場合は、変換ソースがインストーラーによってユーザーのプロファイルの Application Data フォルダーに保存されます。 これにより、ユーザーは、コンピューター間を移動しながら製品のカスタマイズを維持できます。

パッケージがマシンごとのインストール コンテキストでインストールまたはアドバタイズされていると同時に、セキュリティで保護されていない変換がこのパッケージに使用されている場合は、変換ソースがインストーラーによって %windir%\Installer フォルダーに保存されます。

パッケージの初回インストール時には、まず TRANSFORMS プロパティまたはコマンドライン文字列によって指定されたソースでの変換がインストーラーによって検索されます。 このソースが使用できない場合は、.msi ファイルの横にあるパッケージのソースでの変換がインストーラーによって検索されます。

メンテナンス インストール中は、キャッシュの場所での変換がインストーラーによって検索されます。 変換のキャッシュされたコピーが使用できなくなった場合は、.msi ファイルの横にあるパッケージのソースでの変換がインストーラーによって検索されます。

詳細については、「変換の適用」および「ソースの回復性」を参照してください。