リモート プロシージャ呼び出し (RPC)

Microsoft Remote Procedure Call (RPC) は、分散クライアント/サーバー プログラムを作成するための強力なテクノロジを定義します。 RPC ランタイム スタブとライブラリは、ネットワーク プロトコルと通信に関連するほとんどのプロセスを管理します。 これにより、ネットワークの詳細ではなく、アプリケーションの詳細に集中できます。

適用できる場所

RPC は、Windows オペレーティング システムに基づくすべてのクライアント/サーバー アプリケーションで使用できます。 Unix や Apple などのオペレーティング システムを含む異種ネットワーク環境用のクライアントおよびサーバー プログラムを作成するためにも使用できます。

対象となる開発者

RPC は、C/C++ プログラマが使用するように設計されています。 Microsoft インターフェイス定義言語 (MIDL) と MIDL コンパイラに関する知識が必要です。

実行時の要件

RPC ランタイム ライブラリは Windows に含まれています。 RPC 開発環境のコンポーネントは、Microsoft Windows ソフトウェア開発キット (SDK) をインストールするときにインストールされます。 詳細については、「 RPC プログラミング環境のインストール」を参照してください。

このセクションの内容

トピック 説明
RPC プログラミングのベスト プラクティス 可能な限り最適な RPC アプリケーションを作成するのに役立つ RPC プログラミング プラクティスに関するガイダンス。
概要 クライアント/サーバー アプリケーションへの RPC の組み込みに関する一般的な情報。
参照 RPC の型、関数、および定数のドキュメント。
RPC NDR エンジン RPC および DCOM コンポーネントのマーシャリング エンジン、RPC ネットワーク データ表現 (NDR) エンジンのドキュメント。