Windows 7 向けサービスの新機能

Windows 7 および Windows Server 2008 R2 には、サービスの次の新しいプログラミング要素と更新されたプログラミング要素が含まれています。

新しい機能

サービスは、トリガー イベントが発生したときに開始または停止するように登録できます。 これにより、システムの起動時にサービスを開始したり、サービスがイベントをポーリングまたはアクティブに待機したりする必要がなくなります。サービスは、必要に応じて開始でき、実行する作業があるかどうかに関係なく、自動的に開始できます。 詳細については、「 サービス トリガー イベント」を参照してください。

更新された関数

機能 説明
ChangeServiceConfig
サービスの構成パラメーターを変更します。 この関数は、マネージド サービス アカウントと仮想アカウントをサポートします。 詳細については、「 サービス アカウントのステップ バイ ステップ ガイド」を参照してください。
ChangeServiceConfig2
サービスのオプションの構成パラメーターを変更します。 この関数は、プロセッサ グループとサービス トリガー イベントの新しい構成情報レベルをサポートします。
CreateService
サービス オブジェクトを作成し、指定したサービス コントロール マネージャー データベースに追加します。 この関数は、マネージド サービス アカウントと仮想アカウントをサポートします。 詳細については、「 サービス アカウントのステップ バイ ステップ ガイド」を参照してください。
HandlerEx
RegisterServiceCtrlHandlerEx 関数で使用されるアプリケーション定義のコールバック関数。 このコールバック関数は、システム時刻の変更とサービス トリガー イベントの新しい拡張制御コードをサポートします。
QueryServiceConfig2
サービスのオプションの構成パラメーターを取得します。 この関数は、プロセッサ グループとサービス トリガー イベントの新しい構成情報レベルをサポートします。
SetServiceStatus
呼び出し元サービスのサービス コントロール マネージャーの状態情報を更新します。 この関数は、システム時刻の変更とサービス トリガー イベントの新しい拡張制御コードをサポートします。

新しい構造体

構造体 説明
SERVICE_TIMECHANGE_INFO
システム時刻の変更設定が含まれています。
SERVICE_TRIGGER
サービス トリガー イベントを表します。
SERVICE_TRIGGER_INFO
サービスのトリガー イベント情報が含まれます。
SERVICE_TRIGGER_SPECIFIC_DATA_ITEM
サービス トリガー イベントのトリガー固有のデータが含まれます。