MOF コードを使用した子名前空間の作成
名前空間を作成する最もシンプルな方法は、Managed Object Format (MOF) コードを使用して現在のディレクトリ内に名前空間を作成することです。 現在のディレクトリは、ログオン時に定義されます。
次の手順では、MOF コードを使用して子名前空間を作成する方法について説明します。
MOF コードを使用して子名前空間を作成するには
__Namespace クラスのインスタンスを作成します。
次のコード例では、子名前空間の作成方法が示されています。
instance of __Namespace { Name = "MyNamespace"; };
名前空間への暗号化された接続をユーザーに要求する場合は、RequiresEncryption 修飾子を使用します。 詳細については、「名前空間への暗号化された接続を要求する」を参照してください。
次のコード例では、暗号化された接続を要求する方法が示されています。
instance of __Namespace { Name = "MyNamespace"; [RequiresEncryption(TRUE)] instance of __MyNamespace { }; };
名前空間で、既定の名前空間セキュリティではなく、セキュリティ記述子を設定する場合は、NamespaceSecuritySDDL 修飾子を使用します。 詳細については、名前空間が作成されるときの名前空間セキュリティの設定に関するページを参照してください。
次のコード例では、名前空間にセキュリティ記述子を設定する方法が示されています。
#pragma namespace("\\\\.\\root\\MyNamespace") [NamespaceSecuritySDDL ("O:AUG:AUD:(A;CI;0x00060033;;;WD)")] Instance of __Namespace { Name = "MyNamespace"; };
mofcomp ユーティリティまたは IMofCompiler インターフェイスを使用して、__Namespace インスタンスをコンパイルして読み込みます。 mofcomp と IMofCompiler インターフェイスの両方によって、名前空間が現在のディレクトリに自動的に読み込まれます。 詳細については、「MOF ファイルのコンパイル」を参照してください。
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