修飾子のフレーバー
修飾子のフレーバーでは、派生クラスまたはインスタンスが修飾子の元の値をオーバーライドできるかどうかなど、修飾子に関する追加情報が提供されます。
修飾子のフレーバーは、次の構文を使用して MOF ファイルの先頭に追加され、定義全体に適用されます。 次に例を示します。
Qualifier Description : ToSubClass Amended;
ToSubClass と Amended フレーバーは、MOF 内のすべての Description 修飾子に適用されます。
次の表に、修飾子のフレーバーを示します。
修飾子のフレーバー | 意味 |
---|---|
Amended | この修飾子は、基本クラス定義では必須ではなく、ローカライズされるアメンドメントに移動できます。 |
DisableOverride | この修飾子は、派生クラスまたはインスタンスではオーバーライドできません。 既定では、反映された修飾子をオーバーライドできることに注意してください。 |
EnableOverride | 派生クラスまたはインスタンスに伝達されると、修飾子の値をオーバーライドできます。 修飾子の値をオーバーライドできることは、伝達された修飾子の既定の機能であるため、EnableOverride の設定は省略可能です。 |
NotToInstance | この修飾子は、クラス インスタンスには伝達されません。 |
NotToSubClass | この修飾子は、派生クラスに反映されません。 |
制限あり | この修飾子は、派生クラスのインスタンスには伝達されません。 |
ToInstance | この修飾子は、インスタンスに反映されます。 |
ToSubClass | この修飾子は、派生クラスに反映されます。 このフレーバーは、クラスに対して定義された修飾子にのみ適しており、クラス インスタンスを記述する修飾子にはアタッチできません。 |