ファイルでの MOF コンパイラの実行
MOF ファイルをコンパイルする場合は、コマンド ライン ユーティリティを使用するか、プログラマティック インターフェースを使用するかの 2 つの選択肢があります。
MOF コンパイラ (Mofcomp.exe) を実行するまでは、プロバイダーは WMI に登録されず、MOF ファイルに作成されたクラスを WMI リポジトリで使用することはできません。 次の手順では、MOF ファイルをコンパイルする方法について説明します。
コマンド ラインからファイルに対して MOF コンパイラを実行する方法
次の構文を使用して、コマンド ラインから MOF コンパイラを呼び出します。
mofcomp MOFfile.mof
MOF コンパイラでは、特殊な処理状況を制御するためのさまざまなスイッチがサポートされています。 すべてのスイッチはオプションであり、スイッチの任意の組み合わせが可能です。 ただし、一部のスイッチは他のスイッチと組み合わせて使用しても意味がありません。 たとえば、-class:updateonly と -class:createonly スイッチを組み合わせると、コンパイラはいずれのアクションも実行しません。
既定では、Mofcomp.exe はコンパイル済みのクラスを root\default WMI 名前空間に格納します。 Mofcomp.exe の既定の名前空間は、スクリプトの既定の名前空間と同じではないことに注意してください。 スクリプトの既定の名前空間は、[詳細設定] タブの [WMI コントロール] で指定します。詳細については、「WMI コントロールを使用した名前空間セキュリティの設定」を参照してください。
クラスを受け取る名前空間を変更する方法は 2 つあります。
- -N スイッチを mofcomp コマンドで使用します。
- MOF ファイルに、プリプロセッサ コマンド #pragma namespace を挿入します。
必要に応じて、MOF ファイルをプログラムでコンパイルすることができます。 詳細については、「IMofCompiler」を参照してください。
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