外部紹介の作成

外部からのcrossRef オブジェクトが作成され、ドメインコントローラがそれを使ってリファラを生成すると crossRef オブジェクトは、以下のプロパティで2つの重要なデータ要素を提供する。 このようなことが起こりうる状況については、前節を参照のこと。

プロパティ 説明
dnsRoot で指定したネーミング・コンテキストからデータを提供できるサーバーまたはドメインを指定します。 nCName.
nCName で指定されたサーバーまたはドメインにルートされているドメイン、スキーマ、または構成コンテナの識別名を指定する。 dnsRoot.

 

たとえば、serv1.northwest.Fabrikam.comというDNSアドレスを持つサーバーが、CN=MyContainer,OU=MyDOM,O=Fabrikamをルートとするネーミングコンテキストを提供している場合、次のように設定します。 dnsRoot そのサーバーのDNSアドレスと nCName をドメイン、スキーマ、またはコンフィギュレーション・コンテナの識別名に変更する。

詳細と、外部参照の作成方法を示すコード例については、以下を参照のこと。 外部 crossRef オブジェクトを作成するコード例.