IADsOpenDSObject インターフェイス (iads.h)
IADsOpenDSObject インターフェイスは、基になるディレクトリ ストア内のオブジェクトにバインドするためのセキュリティ コンテキストを提供するように設計されています。 これは、クライアントの資格情報を指定するための手段を提供します。 このインターフェイスは、任意のディレクトリ サービスで認証用の資格情報のセットを指定する必要がある場合に ADSI オブジェクトにバインドするために使用します。
ADSI は、キャッシュ内のセキュリティ コンテキストを維持します。 したがって、プロセス内の接続全体で、認証されると、指定されたユーザー資格情報がこのオブジェクトとその子に対して実行されたすべてのアクションに適用されます。 この資格情報キャッシュ モデルは、バインドが同じ接続とプロセス内で行われる場合、異なるオブジェクトへのバインドにも適用されます。
このインターフェイスの OpenDSObject メソッドを呼び出すと、キャッシュ ハンドルが生成されます。 このキャッシュ ハンドルを解放すると、セキュリティ コンテキストも解放されます。
継承
IADsOpenDSObject インターフェイスは、IDispatch インターフェイスから継承されます。 IADsOpenDSObject には、次の種類のメンバーもあります。
メソッド
IADsOpenDSObject インターフェイスには、これらのメソッドがあります。
IADsOpenDSObject::OpenDSObject 指定された資格情報を使用して ADSI オブジェクトにバインドし、指定したオブジェクトへの IDispatch ポインターを取得します。 |
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | iads.h |