AtlThunk_InitData関数 (atlthunk.h)

ATL サンクを初期化します。

構文

void AtlThunk_InitData(
  AtlThunkData_t *Thunk,
  void           *Proc,
  size_t         FirstParameter
);

パラメーター

Thunk

AtlThunk_AllocateDataからの null 以外の戻り値。

Proc

詳細については、「解説」の例を参照してください。

FirstParameter

詳細については、「解説」の例を参照してください。

戻り値

なし

解説

ATL サンクには WNDPROC のシグネチャがあります。 実装の詳細については、次のサンプルを参照してください。

 LRESULT CALLBACK AtlThunk(  
   _In_ HWND   hwnd,  
   _In_ UINT   uMsg,  
   _In_ WPARAM wParam, 
   _In_ LPARAM lParam  
   )  
 {  
   static void* FirstParameter; 
   static WNDPROC Proc; 
   return Proc((HWND)FirstParameter, uMsg, wParam, lParam); 
 } 

任意の数の AtlThunk 関数を作成できます。FirstParameter と Proc は、それぞれ異なる方法で設定されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2016 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー atlthunk.h
[DLL] Atlthunk.dll