AuthzInitializeContextFromToken 関数 (authz.h)
AuthzInitializeContextFromToken 関数は、カーネル トークンからクライアント承認コンテキストを初期化します。 カーネル トークンは、TOKEN_QUERY用に開かれている必要があります。
Windows Server 2012とWindows 8以降、この関数では、デバイス グループ、ユーザー要求、およびデバイス要求をコピーすることもできます。
構文
AUTHZAPI BOOL AuthzInitializeContextFromToken(
[in] DWORD Flags,
[in] HANDLE TokenHandle,
[in] AUTHZ_RESOURCE_MANAGER_HANDLE hAuthzResourceManager,
[in, optional] PLARGE_INTEGER pExpirationTime,
[in] LUID Identifier,
[in, optional] PVOID DynamicGroupArgs,
[out] PAUTHZ_CLIENT_CONTEXT_HANDLE phAuthzClientContext
);
パラメーター
[in] Flags
将来利用するために予約されています。
[in] TokenHandle
pAuthzClientContext パラメーターの初期化に使用されるクライアント トークンのハンドル。 トークンは、TOKEN_QUERYアクセス権で開かれている必要があります。
[in] hAuthzResourceManager
このクライアント コンテキストを作成したリソース マネージャーへのハンドル。 このハンドルは、クライアント コンテキスト構造に格納されます。
[in, optional] pExpirationTime
トークンの有効期限の日付と時刻。 値が渡されない場合、トークンの有効期限は切れません。 有効期限は現在適用されていません。
[in] Identifier
リソース マネージャーに固有の識別子。 このパラメーターは現在使用されていません。
[in, optional] DynamicGroupArgs
動的グループを計算するコールバック関数に渡されるパラメーターへのポインター。
[out] phAuthzClientContext
返された AuthzClientContext ハンドルへのポインター。 クライアント コンテキストで完了したら 、AuthzFreeContext を呼び出します。
戻り値
関数が成功すると、 TRUE が返されます。
関数が失敗した場合は、 FALSE を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
この関数は 、AuthzComputeGroupsCallback コールバック関数を呼び出して、新しく作成されたコンテキストに セキュリティ識別子 を追加します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | authz.h |
Library | Authz.lib |
[DLL] | Authz.dll |
再頒布可能パッケージ | Windows XP の Windows Server 2003 管理ツール パック |