IBackgroundCopyJobHttpOptions2::SetHttpMethod メソッド (bits10_2.h)
BITS 転送に使用される既定の HTTP メソッドをオーバーライドします。
構文
HRESULT SetHttpMethod(
[in] LPCWSTR method
);
パラメーター
[in] method
種類: LPCWSTR
HTTP メソッド名を含むワイド文字の定数 null で終わる文字列へのポインター。
戻り値
型: HRESULT
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
BITS を使用すると、開発者は既定のメソッド以外の HTTP メソッドを選択できます。 これにより、HTTP サーバーの通常の BITS 要件に準拠していないサーバーと対話する BITS の機能が向上します。 既定の HTTP メソッドとは異なる HTTP メソッドを選択する場合は、次の点に注意してください。
- BITS はジョブの優先度を自動的に BG_JOB_PRIORITY_FOREGROUNDに変更し、その優先度が変更されないようにします。
- 通常再開可能なエラー (接続の喪失など) は、ジョブを ERROR 状態に移行します。 開発者は、 IBackgroundCopyJob::Resume を呼び出してジョブを再起動でき、ジョブは最初から再起動されます。 BITS ジョブの状態の詳細については、「BITS ジョブのライフ サイクル」を参照してください。
- BITS では 、SetHttpMethod を使用したDYNAMIC_CONTENTジョブやON_DEMAND_MODE ジョブは許可されません。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 Version 1809 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2016 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | bits10_2.h (Bits.h を含む) |
Library | Bits.lib |