CoGetCallContext 関数 (combaseapi.h)
現在のスレッドの現在の呼び出しのコンテキストを取得します。
構文
HRESULT CoGetCallContext(
[in] REFIID riid,
[out] void **ppInterface
);
パラメーター
[in] riid
要求されている呼び出しコンテキストのインターフェイス識別子 (IID)。 標準マーシャリングでサポートされている既定の呼び出しコンテキストを使用している場合は、IID_IServerSecurityを使用できます。 ロールベースのセキュリティを使用する COM+ アプリケーションの場合は、IID_ISecurityCallContextを使用できます。
[out] ppInterface
riid で要求されたインターフェイス ポインターを受け取るポインター変数のアドレス。 正常に戻ると、*ppInterface には要求されたインターフェイス ポインターが含まれます。
戻り値
この関数は、次の値を返すことができます。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
コンテキストが正常に取得されました。 |
|
呼び出しコンテキストでは、 riid で指定されたインターフェイスはサポートされていません。 |
注釈
CoGetCallContext は 、現在のスレッドでの現在の呼び出しのコンテキストを取得します。 riid パラメーターは、取得するコンテキストのインターフェイスを指定します。 これは、サーバーに呼び出し元のコンテキスト情報へのアクセス権を付与するために提供される関数の 1 つです。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | combaseapi.h (Objbase.h を含む) |
Library | Ole32.lib |
[DLL] | Ole32.dll |