ICrmCompensatorVariants::P repareRecordVariants メソッド (comsvcs.h)
準備フェーズ中に、ログ レコードを CRM 補正器に配信します。 ログ レコードは、書き込まれた順序で配信されます。
構文
HRESULT PrepareRecordVariants(
[in] VARIANT *pLogRecord,
[out] VARIANT_BOOL *pbForget
);
パラメーター
[in] pLogRecord
ログ レコード (Variants の Variant 配列として)。
[out] pbForget
配信されたレコードを忘れる必要があるかどうかを示します。
戻り値
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
このメソッドは、書き込まれたログ レコードごとに 1 回、CRM 補正器によって複数回受信できます。
ICrmCompensatorVariants インターフェイスの場合、ログ レコードは書き込まれたのと同じ方法で配信されます。 CRM フラグとシーケンス番号は、配列の最後の 2 つの要素として追加されます。 ( 「ICrmCompensator::P repareRecord」を参照してください)。
CRM Worker によってログ レコードが書き込まれない場合、 BeginPrepareVariants メソッドと EndPrepareVariants メソッドは CRM 補正機能によって受信されますが、 PrepareRecordVariants メソッドの呼び出しはありません。 これは、準備時にのみログ レコードを書き込む CRM コンペンセーターを許可するためです。
CRM 補正機能は、このメソッドからの戻り時に忘れるフラグを設定することで、このフェーズ中に配信されるレコードを忘れるかどうかを選択できます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | comsvcs.h |