ICredentialProviderCredential::ReportResult メソッド (credentialprovider.h)
受信したエラー状態コードを、適切なユーザーが読み取り可能なメッセージに変換します。 資格情報 UI では、このメソッドは呼び出されません。
構文
HRESULT ReportResult(
[in] NTSTATUS ntsStatus,
[in] NTSTATUS ntsSubstatus,
[out] LPWSTR *ppszOptionalStatusText,
[out] CREDENTIAL_PROVIDER_STATUS_ICON *pcpsiOptionalStatusIcon
);
パラメーター
[in] ntsStatus
種類: NTSTATUS
LsaLogonUser への Winlogon 呼び出しの戻り値を反映する NTSTATUS 値。
[in] ntsSubstatus
種類: NTSTATUS
その関数が Winlogon によって呼び出された後にを返すときに LsaLogonUser の SubStatus パラメーターによって指される値を反映する NTSTATUS 値。
[out] ppszOptionalStatusText
種類: LPWSTR*
ユーザーに表示されるエラー メッセージへのポインター。 NULL を指定できます。
[out] pcpsiOptionalStatusIcon
種類: CREDENTIAL_PROVIDER_STATUS_ICON*
資格情報に表示されるアイコンへのポインター。 NULL を指定できます。
戻り値
種類: HRESULT
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
ログオン UI には、このメソッドが必要です。
このメソッドは、ログオン試行の結果を資格情報に報告するために使用されます。 資格情報プロバイダーがカスタム エラー メッセージを生成する場合は、 ntsStatus と ntsSubstatus の情報も使用できます。 この呼び出しの状態テキストは、選択した資格情報に表示されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | credentialprovider.h |