CryptXmlOpenToDecode 関数 (cryptxml.h)
CryptXmlOpenToDecode 関数は、デコードする XML デジタル署名を開き、CRYPT_XML_SIGNATURE構造体をカプセル化するドキュメント コンテキストのハンドルを返します。 ドキュメント コンテキストには、1 つ以上の Signature 要素を 含めることができます。
構文
HRESULT CryptXmlOpenToDecode(
[in, optional] const CRYPT_XML_TRANSFORM_CHAIN_CONFIG *pConfig,
DWORD dwFlags,
[in] const CRYPT_XML_PROPERTY *rgProperty,
ULONG cProperty,
[in] const CRYPT_XML_BLOB *pEncoded,
HCRYPTXML *phCryptXml
);
パラメーター
[in, optional] pConfig
変換チェーン エンジンのハンドル。 このパラメーターが NULL の場合は、変換を適用するために既定のエンジンが使用されます。
dwFlags
読み込まれる CryptXML 拡張機能と XML をシリアル化するかどうかを制御する DWORD 値。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。
[in] rgProperty
追加のプロパティを含む CRYPT_XML_PROPERTY 構造体の配列へのポインター。
cProperty
rgProperty パラメーターが指す配列内の項目の数。
[in] pEncoded
デコードするシグネチャ CRYPT_XML_BLOB 含む構造体へのポインター。
phCryptXml
Document Context オブジェクトのハンドル。 ハンドルの使用が完了したら、 CryptXmlClose 関数に渡してハンドルを解放します。
戻り値
関数が成功した場合、関数は 0 を返します。
関数が失敗した場合は、エラーを示す HRESULT 値を返します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | cryptxml.h |
Library | Cryptxml.lib |
[DLL] | Cryptxml.dll |