ITfIntegratableCandidateListUIElement::OnKeyDown メソッド (ctffunc.h)
キー押下を処理します。
構文
HRESULT OnKeyDown(
[in] WPARAM wParam,
[in] LPARAM lParam,
[out] BOOL *pfEaten
);
パラメーター
[in] wParam
キーの仮想キー コードを指定します。 このパラメーターの詳細については、「WM_KEYDOWNの wParam パラメーター」を参照してください。
[in] lParam
キーの繰り返し数、スキャン コード、拡張キー フラグ、コンテキスト コード、以前のキー状態フラグ、および遷移状態フラグを指定します。 このパラメーターの詳細については、「WM_KEYDOWNの lParam パラメーター」を参照してください。
[out] pfEaten
キー イベントが処理された場合は TRUE。それ以外の場合は FALSE。
戻り値
このメソッドは、これらの値のいずれかを返すことができます。
値 | 説明 |
---|---|
|
メソッドは正常に実行されました。 |
注釈
OnKeyDown メソッドを使用すると、統合スタイルで特定のキーを処理する場合に、アプリでテキスト サービスにクエリを実行するように求めることができます。 OnKeyDown メソッドの動作は、統合スタイルによって異なります。 テキスト サービスが *pfEaten=TRUE を返す場合、アプリはキーの処理を行いません。 FALSE が返された場合、アプリはキーに応答して独自のアクションを実行できます。
GUID_INTEGRATIONSTYLE_SEARCHBOX ({E6D1BD11-82F7-4903-AE21-1A6397CDE2EB}) を使用すると、認識されたキーボード フォーカスを検索ボックスから候補リストに移動して候補候補を検索できるキーボード操作エクスペリエンスを実装できます。 テキスト サービスは、VK_UPやVK_DOWNなどのキーを処理してから、Search が内部状態を変更するように処理できます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | ctffunc.h |