ID2D1Effect::SetInputCount メソッド (d2d1_1.h)
アプリケーションが入力の数を効果に変更できるようにします。
構文
HRESULT SetInputCount(
UINT32 inputCount
);
パラメーター
inputCount
種類: UINT32
効果に対する入力の数。
戻り値
種類: HRESULT
このメソッドは HRESULT を返します。 有効な値を次の表に示しますが、これ以外にもあります。
HRESULT | 説明 |
---|---|
S_OK | エラーは発生していません。 |
E_INVALIDARG | 1 つ以上の引数が無効です。 |
E_OUTOFMEMORY | 必要なメモリを割り当てませんでした。 |
解説
ほとんどの効果では、可変数の入力はサポートされていません。 ID2D1Properties::GetValue をD2D1_PROPERTY_MIN_INPUTS値とD2D1_PROPERTY_MAX_INPUTS値と共に使用して、効果でサポートされる入力の数を決定します。
入力カウントが、サポートされている入力の最小値より小さいか、サポートされている最大入力を超える場合、呼び出しは失敗します。
入力カウントが変更されていない場合、呼び出しは S_OK で成功します。
現在効果で選択されている入力は、入力の数を減らさない限り、この呼び出しによって変更されません。 入力の数を小さくすると、選択した範囲を超える入力が解放されます。
メソッドが失敗した場合、既存の入力と入力数は変更されません。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 および Windows 7 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 および Windows Server 2008 R2 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | d2d1_1.h |
[DLL] | D2d1.dll |
関連項目
ID2D1DeviceContext::CreateEffect