D3D11_KEY_EXCHANGE_HW_PROTECTION_OUTPUT_DATA構造体 (d3d11_1.h)
ハードウェア コンテンツ保護用のキー交換出力データを表します。
構文
typedef struct D3D11_KEY_EXCHANGE_HW_PROTECTION_OUTPUT_DATA {
UINT PrivateDataSize;
UINT MaxHWProtectionDataSize;
UINT HWProtectionDataSize;
UINT64 TransportTime;
UINT64 ExecutionTime;
BYTE pbOutput[4];
} D3D11_KEY_EXCHANGE_HW_PROTECTION_OUTPUT_DATA;
メンバー
PrivateDataSize
IHV の使用のために予約されているプライベート データのサイズ。 このサイズは、ID3D11VideoDevice1::GetCryptoSessionPrivateDataSize 関数によって返される pPrivateOutputSize パラメーターから決定されます。
MaxHWProtectionDataSize
ドライバーが出力バッファーで返すことができるデータの最大サイズ。 書き込み先の最後のバイトは pbOutput[PrivateDataSize + MaxHWProtectionDataSize – 1] です。
HWProtectionDataSize
ドライバーによって書き込まれた出力データのサイズ。
TransportTime
データの転送に費やされた 100 ナノ秒単位の数。
ExecutionTime
コンテンツ保護コマンドの実行に費やされた 100 ナノ秒単位の数。
pbOutput[4]
PrivateDataSize が 0 より大きい場合、pbInput[0] – pbOutput[PrivateDataSize - 1] は IHV で使用するために予約されています。
pbOutput[PrivateDataSize] – pbOutput[HWProtectionDataSize + PrivateDataSize - 1] には、DRM コマンドの入力データが含まれています。 DRM コマンドの形式とサイズは、DRM 仕様によって定義されます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2016 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | d3d11_1.h |