PFIND_DEBUG_FILE_CALLBACKW コールバック関数 (dbghelp.h)

FindDebugInfoFileEx 関数で使用されるアプリケーション定義のコールバック関数。 FindDebugInfoFileEx によって配置されたシンボル ファイルが正しいシンボル ファイルであるかどうかを確認します。

PFIND_DEBUG_FILE_CALLBACK型とPFIND_DEBUG_FILE_CALLBACKW型は、このコールバック関数へのポインターを定義します。 FindDebugInfoFileProc は、アプリケーション定義関数名のプレースホルダーです。

構文

PFIND_DEBUG_FILE_CALLBACKW PfindDebugFileCallbackw;

BOOL PfindDebugFileCallbackw(
  [in] HANDLE FileHandle,
  [in] PCWSTR FileName,
  [in] PVOID CallerData
)
{...}

パラメーター

[in] FileHandle

シンボル ファイルへのハンドル。

[in] FileName

シンボル ファイルの名前。

[in] CallerData

オプションのユーザー定義データ。 このパラメーターは、NULL でもかまいません。

戻り値

シンボル ファイルが有効な場合は、 TRUE を返します。 それ以外の場合は、 FALSE を返します

注釈

シンボル ファイルを確認する方法の 1 つは、そのタイムスタンプとイメージ内のタイムスタンプを比較することです。 イメージのタイムスタンプを取得するには、 GetTimestampForLoadedLibrary 関数を使用します。 シンボル ファイルのタイムスタンプを取得するには、 SymGetModuleInfo64 関数を使用します。

注意

dbghelp.h ヘッダーは、PFIND_DEBUG_FILE_CALLBACKをエイリアスとして定義します。これは、UNICODE プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択します。 encoding-neutral エイリアスの使用を encoding-neutral ではないコードと混在すると、コンパイル エラーまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

要件
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー dbghelp.h
再頒布可能パッケージ DbgHelp.dll 5.1 以降

こちらもご覧ください

DbgHelp 関数

FindDebugInfoFileEx

GetTimestampForLoadedLibrary

SymGetModuleInfo64