D2D1_PIXEL_FORMAT構造体 (dcommon.h)

ビットマップまたはレンダー ターゲットのデータ形式とアルファ モードが含まれます。

構文

typedef struct D2D1_PIXEL_FORMAT {
  DXGI_FORMAT     format;
  D2D1_ALPHA_MODE alphaMode;
} D2D1_PIXEL_FORMAT;

メンバー

format

種類: DXGI_FORMAT

各ピクセル内のチャネルのサイズと配置を指定する 値。

alphaMode

種類: D2D1_ALPHA_MODE

アルファ チャネルで事前乗算されたアルファ、直線アルファ、無視して不透明と見なす必要があるかどうか、または不明かどうかを示す値。

注釈

各レンダー ターゲットでサポートされるピクセル形式とアルファ モードの詳細については、「 サポートされているピクセル形式」と「アルファ モード」を参照してください。

次の例では 、D2D1_PIXEL_FORMAT 構造体を作成し、それを使用して ID2D1HwndRenderTarget のピクセル形式とアルファ モードを指定します。

RECT rc;
GetClientRect(m_hwnd, &rc);

D2D1_SIZE_U size = D2D1::SizeU(
    rc.right - rc.left,
    rc.bottom - rc.top
    );

// Create a pixel format and initial its format
// and alphaMode fields.
D2D1_PIXEL_FORMAT pixelFormat = D2D1::PixelFormat(
    DXGI_FORMAT_B8G8R8A8_UNORM,
    D2D1_ALPHA_MODE_IGNORE
    );

D2D1_RENDER_TARGET_PROPERTIES props = D2D1::RenderTargetProperties();
props.pixelFormat = pixelFormat;

// Create a Direct2D render target.
hr = m_pD2DFactory->CreateHwndRenderTarget(
    props,
    D2D1::HwndRenderTargetProperties(m_hwnd, size),
    &m_pRT
    );


要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 7、Windows Vista SP2 および Windows Vista 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 SP2 および Windows Server 2008 用プラットフォーム更新プログラム [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
Header dcommon.h (D2d1.h を含む)

こちらもご覧ください

D2D1::P ixelFormat

ID2D1RenderTarget

サポートされているピクセル形式とアルファ モード