DML_ELEMENT_WISE_ERF_OPERATOR_DESC構造体 (directml.h)
InputTensor の各要素に対してガウス 誤差関数 (erf) を実行し、OutputTensor の対応する要素に結果を配置します。
f(x) = 2 / sqrt(pi) * integrate( i = 0 to x, exp(-(i^2)) )
ここで、exp(x) は自然な指数関数です。
この演算子はインプレース実行をサポートします。つまり、バインド中に OutputTensor に InputTensor の別名を指定できます。
構文
struct DML_ELEMENT_WISE_ERF_OPERATOR_DESC {
const DML_TENSOR_DESC *InputTensor;
const DML_TENSOR_DESC *OutputTensor;
const DML_SCALE_BIAS *ScaleBias;
};
メンバー
InputTensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
読み取る入力テンソル。
OutputTensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
結果を書き込む出力テンソル。
ScaleBias
型: _Maybenull_ const DML_SCALE_BIAS*
入力に適用するオプションのスケールとバイアス。 存在する場合、この演算子を計算する前に、各入力要素に関数g(x) = x * scale + bias
を適用する効果があります。
注釈
可用性
この演算子は で DML_FEATURE_LEVEL_2_0
導入されました。
テンソル制約
InputTensor と OutputTensor には、同じ DataType、 DimensionCount、および サイズが必要です。
Tensor のサポート
DML_FEATURE_LEVEL_3_0以上
テンソル | 種類 | サポートされているディメンション数 | サポートされるデータ型 |
---|---|---|---|
InputTensor | 入力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16 |
OutputTensor | 出力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16 |
DML_FEATURE_LEVEL_2_0以上
テンソル | 種類 | サポートされているディメンション数 | サポートされるデータ型 |
---|---|---|---|
InputTensor | 入力 | 4 | FLOAT32、FLOAT16 |
OutputTensor | 出力 | 4 | FLOAT32、FLOAT16 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 10バージョン 2004 (10.0;ビルド 19041) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server バージョン 2004 (10.0;ビルド 19041) |
Header | directml.h |