DML_ELEMENT_WISE_MAX_OPERATOR_DESC 構造体 (directml.h)
入力テンソルから 2 つの対応する要素の大きい方を受け取り、結果を出力テンソルの対応する要素に配置します。
f(a, b) = max(a, b)
この演算子はインプレース実行をサポートします。つまり、バインド中に OutputTensor が入力テンソルの 1 つに別名を付けるのが許可されます。
構文
struct DML_ELEMENT_WISE_MAX_OPERATOR_DESC {
const DML_TENSOR_DESC *ATensor;
const DML_TENSOR_DESC *BTensor;
const DML_TENSOR_DESC *OutputTensor;
};
メンバー
ATensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
左側の入力を含むテンソル。
BTensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
右側の入力を含むテンソル。
OutputTensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
結果を書き込む出力テンソル。
可用性
この演算子は、 で DML_FEATURE_LEVEL_1_0
導入されました。
テンソル制約
ATensor、 BTensor、 および OutputTensor には、同じ DataType、 DimensionCount、および サイズが必要です。
Tensor のサポート
DML_FEATURE_LEVEL_5_0 以降
テンソル | 種類 | サポートされているディメンション数 | サポートされるデータ型 |
---|---|---|---|
ATensor | 入力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8 |
BTensor | 入力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8 |
OutputTensor | 出力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16、INT64、INT32、INT16、INT8、UINT64、UINT32、UINT16、UINT8 |
DML_FEATURE_LEVEL_3_0以上
テンソル | 種類 | サポートされているディメンション数 | サポートされるデータ型 |
---|---|---|---|
ATensor | 入力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8 |
BTensor | 入力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8 |
OutputTensor | 出力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8 |
DML_FEATURE_LEVEL_2_1以上
テンソル | 種類 | サポートされているディメンション数 | サポートされるデータ型 |
---|---|---|---|
ATensor | 入力 | 4 | FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8 |
BTensor | 入力 | 4 | FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8 |
OutputTensor | 出力 | 4 | FLOAT32、FLOAT16、INT32、INT16、INT8、UINT32、UINT16、UINT8 |
DML_FEATURE_LEVEL_1_0以降
テンソル | 種類 | サポートされているディメンション数 | サポートされるデータ型 |
---|---|---|---|
ATensor | 入力 | 4 | FLOAT32、FLOAT16 |
BTensor | 入力 | 4 | FLOAT32、FLOAT16 |
OutputTensor | 出力 | 4 | FLOAT32、FLOAT16 |
要件
Header | directml.h |