DML_ELEMENT_WISE_RECIP_OPERATOR_DESC 構造体 (directml.h)
入力テンソルの各要素の逆数を計算し、結果を出力テンソルの対応する要素に配置します。
f(x) = 1 / x
この演算子はインプレース実行をサポートします。つまり、バインド中に出力テンソルに入力テンソルの別名を付けることができます。
構文
struct DML_ELEMENT_WISE_RECIP_OPERATOR_DESC {
const DML_TENSOR_DESC *InputTensor;
const DML_TENSOR_DESC *OutputTensor;
const DML_SCALE_BIAS *ScaleBias;
};
メンバー
InputTensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
最初の入力テンソル x に対して読み取るテンソル。
OutputTensor
型: const DML_TENSOR_DESC*
結果を書き込む出力テンソル。
ScaleBias
型: _Maybenull_ const DML_SCALE_BIAS*
入力に適用するスケールとバイアス (省略可能)。 存在する場合、この演算子を計算する前に、各入力要素に関数g(x) = x * scale + bias
を適用する効果があります。
可用性
この演算子は、 で DML_FEATURE_LEVEL_1_0
導入されました。
テンソル制約
InputTensor と OutputTensor には、同じ DataType、 DimensionCount、および サイズが必要です。
Tensor のサポート
DML_FEATURE_LEVEL_3_0以上
テンソル | 種類 | サポートされているディメンション数 | サポートされるデータ型 |
---|---|---|---|
InputTensor | 入力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16 |
OutputTensor | 出力 | 1 から 8 | FLOAT32、FLOAT16 |
DML_FEATURE_LEVEL_1_0以降
テンソル | 種類 | サポートされているディメンション数 | サポートされるデータ型 |
---|---|---|---|
InputTensor | 入力 | 4 | FLOAT32、FLOAT16 |
OutputTensor | 出力 | 4 | FLOAT32、FLOAT16 |
要件
Header | directml.h |