LPEVALCOMCALLBACK コールバック関数 (evalcom2.h)
LPEVALCOMCALLBACK 仕様では、コールバック関数プロトタイプを定義します。 IValidate::SetStatus メソッドを使用すると、オーサリング ツールは登録されたコールバック関数を通じて検証の進行状況に関する情報を受け取ることができます。
構文
LPEVALCOMCALLBACK Lpevalcomcallback;
BOOL Lpevalcomcallback(
[in] STATUSTYPES iStatus,
LPCWSTR szData,
LPVOID pContext
)
{...}
パラメーター
[in] iStatus
evalcom2 によって送信されるステータス メッセージを指定します。
szData
状態に適した情報を含む文字列値。 szwData の値は、iStatus が ieStatusICECount の場合に実行される ICEs の数である必要があります。 iStatus が ieStatusRunICE の場合、szwData の値は実行される ICE の名前である必要があります。 それ以外の場合、 szwData の値は NULL である必要があります。 コールバック関数は、このパラメーターの可能な値として NULL を 受け入れる必要があります。
pContext
SetStatus メソッドに渡されるアプリケーション コンテキストへのポインター。 このパラメーターは、エラー チェックに使用できます。
戻り値
リターン コード/値 | Description |
---|---|
|
検証手順は続行する必要があります。 |
|
検証が取り消されました。 コールバック関数は、検証を停止するために FALSE を 返します。 |
注釈
SetStatus メソッドと LPEVALCOMCALLBACK を使用して、進行状況情報を提供できます。 たとえば、 ieStatusICECount メッセージでは、進行状況バーの全体的なティック数を指定できます。 受信した ieStatusRunICE メッセージごとに、呼び出し元は進行状況バーを 1 ティックずつインクリメントできます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Evalcom2.dll バージョン 3.0.3790.371 以降 |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | evalcom2.h |